本日はお昼休みを利用してスタッフと感染
予防対策についての緊急ミーティングを開いた。ここ1カ月はこのことばかりが頭をよぎっていてその他の設備投資を諦めてでもこちらを優先していくしかないという気持ちになっている。タービンやエンジン、超音波スケーラー、エアスケーラーなど午前中使う患者数分を確保する予定である。これだけでも何百万の設備投資になりそうだ。この感染
予防というと歯科の場合どこまでやればいいのかということになってくる。
エボラ患者が直接歯科医院にくるということはあまり考えられないが用心しておくほうがいいと思う。我々歯科医師や歯科衛生士は常に唾液や血液に触れる機会が多くなることから感染のリスクはとても高いと感じている。
エボラの感染報告例が国内で出た瞬間から
星野歯科では厳戒態勢を敷く予定だ。患者さまには見苦しい恰好をしなければいけなくなり、消毒や検温を必ず受付でして頂くことになると思う。
常に外科手術の恰好となるので着替えや消毒に時間がかかるので、たぶん診療のペースはぐっと遅くなることが予想される。
ワクチンと感染時の抗ウィルス薬がいきわたるまではこのような厳戒態勢にしなければいけなくなりそうだ。
あらゆる医療機関でこのような対策が行われるに違いない。
とりあえずは、手指の消毒を各部屋入り口に配置、トイレ周りも消毒、診察室内はすべてディスポーザブル製品で患者ひとりひとりに対して終わるたびに消毒をする。着替えをする。蓋付きのペダル式のゴミ箱も増やす、次亜塩素酸の精製装置も購入しているので毎日製造してはスプレーボトルにつめて霧吹きしていく。たぶん院内が塩素臭い状態になってしまうだろう。これも仕方のないことだ。
極力あと1か月ぐらい猶予がほしいところだ。準備にトレーニングとかかる。設備投資のできない歯科医院は全く無防備でこのウィルスに立ち向かうことになるのだろうか?
とにかく
星野歯科では安全に清潔に院内感染を起こさない対策を徹底していくつもりである。