この連休はクリニックにこもって自ら消毒室の改装工事をしている。業者に頼めば簡単なことではあるがそれなりの工事費用がかかるのがわかっているから自分からIKEAに足を運んで家具の取り付けを行うことにした。土曜日の晩は徹夜で朝の3時ぐらいまで棚をはずして新しい棚を製作してとりつけというほとんど専門業者並の仕事内容である。
ただ、自分にとっては小学校時代の工作やプラモ作りとなんら変わりがない。釘をいじる仕事→
インプラント治療と同じである。
釘の扱い方には熟知している。石膏ボード用、木材用、コンクリート用など。人間の骨に打ち込む
インプラントは自然と接着するのだからこんなに楽な仕事はない。
壁に打ち込んだ釘が2か月経過すれば強固に結合するならそれなりに入れ込んでおけばいいのだが、壁はそうはいかない。
しっかりと初期固定が重要で最初からぐらついているものはそのうち抜け落ちてしまう。
インプラント治療のほうがはるかに簡単である。
徹夜して診療台で1泊2日。お風呂に自宅に帰ってまた夜中の1時まで内装工事。
これもすべては感染
予防対策のためである。そのうち国内にもエボラ出血熱の感染者が入り込んでくるからにはそれなりの準備が必要である。
今回は消毒室の収納スペースの拡張である。多くのディスポーザブル製品を捨てても大丈夫な広さとその動線を考えての対策である。