師走入り。
毎年、この時期になると今年1年悔いがないようにという気持ちが出てくる。私はいつ死んでもいいように毎日悔いのないような生活を心がけている。有名な俳優たちも年には勝てない。先週の高倉健に引き続き菅原文太が死んだ。平均寿命の80歳を少し上回って81歳である。
若い頃は仁義なき戦い、トラック野郎、そして晩年は千と千尋の神隠しのカマジー役の声優、平和を訴える活動や無農薬野菜栽培の普及という人生を送ったということを報道番組で知った。
彼のそうした人生を見ると悔いのない人生を送っていたように思う。やはり最後は自分のためではなく、人のため世界のために何かを残したいと思うようになるのだろう。
オーラルフィジシャンコース(
予防歯科の熊谷崇先生のコース)に講師として登場したオーラルケア社の社長も人生の終盤になると今までの自分の行いを反省し、世の中のためになったのだろうかと考えるという話をされていた。そして歯科の場合も本当に患者さんに喜んでもらえる治療ができていたかを考えるはずで必ず60代になるとその思いに駆られるのだから早くから患者のための治療をしたほうがいいという話だった。
それが
予防歯科である。