この師走の時期は来年度の計画を練る時期でもある。今週はさまざまな業者との打ち合わせで忙しく動いていた。
ひとつは患者さんからは見えない部分の滅菌関連の強化である。滅菌のレベルを更に強化してあらゆる感染症にも対応できる医院にしていくということ。効率化、質、コストなどさまざまな部分を考慮しながら進めている。それには電気工事が必要でまた自ら大工仕事をしないと新しい器具を置くスペースがない状況である。
2つ目は4人目の歯科医採用。これについても医院の治療の質を上げるためである。それにはさらにマイクロスコープ4台目を設置しなければいけない。
3つ目は年末恒例のスタッフ面接。この1年間の仕事に対する評価をおこない来年以降のスタッフ各自の考えを聴いておく必要性がある。
4つ目は歯科
技工の外注受け入れについて。現在院内で稼働している歯科
技工システムを1つのクリニックだけで運用するのはもったいない。高額な器具から生み出す高質な補綴物を他の歯科医にも提供する。来年度はさまざまな
CAD/CAMや口腔内スキャナーが登場してくることが予想される。
5つ目は
予防歯科の患者さんに対する理解度を高めていく。これは2年間の努力でなんとか道が開けた
予防を患者さんにもっとりかいしていくための配布書類を製作することと患者一人の歯のデータをデジタル化していくことを意味する。
6つ目は患者カルテの完全電子化である。アナログで書き綴った12000枚ものカルテを電子化してカルテ保管スペースをなくすことにある。狭いクリニックを有効に生かすためである。
どれも設備投資がとてもかかるがやり遂げなければいけないという思いは強い。