午後の左上6番欠損の
インプラント手術の内容
欠損部のサイナス底部の骨の形状が中央部で特に骨の高さがない
症例で遠心にやや骨の高さが出てくるようなケースではやや遠心に傾斜埋入ぎみにポジションを決めながら慎重にサマーのソケットリフトの器具で2ミリ、3ミリ、3.5ミリ径のもので上顎洞底を陥没させるようにマレッティングをしていく。この時に一気におこなうとパーフォレーションが起こるので音が変わる瞬間をみきわまるのが大変重要である。コンコンという音のトーンがサイナスの抜ける瞬間からやや高い音程のコンコンに変わるのだからここの変わりそうな瞬間から力加減を減らすようにしている。挙上量は2ミリならなにも入れなくても骨になるがそれ以上ならば人工骨を3回に分けて入れるようにしている。形成したソケットに人工骨などをすりきりいれて軽くマレットし2回、3回と同じことをくりかえしてから
インプラントを慎重に植立していく。こういう
症例にはラッパ形状の
ストローマンテッシュレベル
インプラントが安全である。仮に感染してもラッパが引っかかってサイナス内に落ち込むことが少ないからだ。それと今回はすべて
フラップレスで歯肉パンチで歯肉を取り除いた後に歯肉の高さを計測して
CTデータからの骨の高さまでやり状のドリルでボーンサウンディングしながら骨の柔らかさと上顎洞床にコツンとあたったところまでの距離を計測してから攻めていいる。フラップを開けても開けなくてもやることは同じでフラップを開けると確実に腫れと痛みがでるのだから開けないでやった方がいい。
左上6番 直径4.8ミリ×8ミリ
ストローマンSLActive SP
オペ時間 19分間
ストローマンのSLActiveにしてからいまのところ失敗率0%
本当によく骨と結合する
左上