人間個人個人でアレルギーのある物質が存在します。
例えばカニやエビなどの甲殻類アレルギーは一般の方にはありませんが一部の人に見られます。歯科で取り扱っている合金には17種〜20種近くありそれぞれの特定の元素にアレルギーを持つ人がいます。
最近報告例が多くなってきたのがパラジウムです。この金属は保険の詰め物や被せ物に多く含まれています。多くの人が触れる機会のある金属ほどアレルギーの起こる可能性が高くなります。
海外では使用されていないパラジウムもいずれは国内から消えると予想しています。
チタンは
インプラントを支える本体にありほとんどアレルギーの報告例はありません。しかし、全くないわけではありませんので他の金属にアレルギーがあるならば注意が必要です。
できればチタン以外の
ジルコニア100%の非金属
インプラントの使用をお勧めしています。
ジルコニアインプラントも開発から10年近くが経過しチタン製
インプラントと遜色がないことが証明されてきました。
バリエーションも増えていますので小さな欠損では問題なく使用できます。